チェーン店に多いのですが、お店の店員は何人もいるのに社員が1人しかいないお店は多いです。
社員1人しかいない問題点
私も過去に店長をやっていた時は、社員は私1人で残りの30人は全てアルバイトでお店を運営していました。
やりがいがあって楽しいのですが、年々体力的にも精神的にも辛くなっていきました。
当時は体力的に辛かったのは感じていたのですが、転職してしっかり休みが取れるようになって今の精神状態と比較すると、精神的にも疲れていたんだなと気づきました。
そりゃあ、月に休みが4〜6日で休みの日もスタッフから連絡が来る日もあるとなかなか疲れは取れないですよね。
アルバイトを育成して、いろんな仕事を任せて自分の負担を減らすようにしていたのですが、それでも限界はあります。
社員1人のお店は、
②任せにくい仕事もある
③社員がいない時間帯が発生する
④社員が長期休暇をとる取る事ができない
①休日にも連絡がくる
責任者が店長1人しかいないので、アルバイトで対応できない時は店長に連絡がきます。
会社が、しっかり対応を考えて窓口を設置していればいいのですが、そんな会社はほとんどありません。
②任せにくい仕事もある
仕事の内容によっては、アルバイトに任せにくい仕事もあります。
でも、社員はいないので他に任せる人もいないため自分でやるしかありません。
これでは、何かあった時に困りますし、社員だけでなくお店にも会社にもメリットはありません。
私は、ベテランのパートさんがいたので思い切って任せていました。初めは抵抗があったようでしたが、しっかり教えて、その後のフォローもしっかりする事でやってくれるようになりました。が、全てのお店がそういう風にできるとは限りません。
③社員がいない時間帯が発生する
営業時間は10時間以上あるお店がほとんどだと思います。
そうなると、営業時間の全てにいるわけではないので当たり前ですよね。
むしろ社員の人が休んだ日なんて丸一日社員不在になります。
そんな中、お客様から何か言われたり、機械が壊れてトラブルがあったりするとどうなるんでしょうか。
アルバイトだけでは対応できなくて、社員の人に連絡入る事になります。これでは、せっかくの休日にリフレッシュできません。
④社員が長期休暇を取得する事ができない
1人しかいない社員しかできない仕事があると、連休に何かあると困るのでなかなか連休は取れません。連休を取れたとしても連休の間に溜まった仕事は自分に帰ってくるので連休明けは大変です。
社員1人しかお店にいないと、このような問題点が発生します。
実は、社員が1人しかお店にいないと、会社側にもデメリットは多くあります。
社員1人だとその社員を育成する人もいないのでお店の成長が止まってしまいます。
その社員に何かあった場合に、お店の状況に詳しい責任者がいなくなってしまうとお店を運営するのが難しくなります。