あなたはお店のアルバイトスタッフとの面談をしていますか?
普段、業務の合間をみて話しているから大丈夫だと考えていませんか?
業務の合間に話すことは、いつお客様がきて途切れるかもしれないのでスタッフからは雑談程度にしか思われない可能性もあります。
そのスタッフを育てるため、お店をより良くするためには、しっかりと面談の時間をとり面と向かって話すようにしましょう。
面談で話す内容は?
面談は、店長から伝えたいことと、スタッフから伝えたいことの2種類あります。
①どんなお店にしたいか
②面談相手の良いところ
③面談相手の改善して欲しいところ・スタッフから聞きたい内容
①仕事は楽しいか
②困っていること
③今後の予定
どんなお店にしたいか
これは、必ず伝えてください。普段から伝えていても改めて伝えるようにしてください。
なぜかと言いますと、お店全体の雰囲気やスタッフの働き方に影響があるからです。
例えば、お客様にフレンドリーな接客をするお店にしたい。と伝えるのと、
落ち着いた接客をしよう。と伝えるのでは、接客に差が出ます。
その差がスタッフの行動を変え、行動が変わると、お店の雰囲気が大きく変わります。
面談相手の良いところ
面談する相手の良い点を面と向かって伝えましょう。
良いところを伝えるのは褒めてモチベーションをあげるのもそうですが、しっかり仕事ぶりみて評価していますよ!というメッセージにもなります。
また、良いところを店長から言われて、自分で認識することにより、自信を持って仕事ができるようになります。
面談相手の改善して欲しいところ
良いところを伝えたら、改善を伝えましょう。
スタッフが更に成長するためには、長所を更に伸ばす、改善点を改善することが必要です。
目立った改善点がない場合は、新たに仕事を任せると良いでしょう。
今まで担当していなかった業務を任せたり、新人の育成を任せるてみると良いでしょう。
もちろん、任せたら投げっぱなしではなく、フォローをしていきましょう。
仕事は楽しいか
スタッフから話を聞く場合は、仕事が楽しいかを聞きましょう。
アルバイトの場合は特に楽しさは重要です。
正社員よりも辞めやすい環境もあるのもそうですが、仕事が楽しくなければ簡単に辞めたり、掛け持ちして勤務日数が減っていくことにもなります。
楽しくない理由は、業務内容や通勤距離など、こちらで対応しようがないものから、1年以上働いているのに時給が変わらない、人間関係が悪いなどの店長が管理で何とか改善できる理由もあります。
仕事が楽しいかどうか聞くことで、スタッフのお店に対する愛着や仕事のモチベーション、お店の状況も把握することができます。
困っていること
仕事中は他のスタッフの目もあるので話しにくいことでも、2人での面談では話せることがあるかもしれません。
仕事上で困っていること聞いたり、相手が学生スタッフであれば人生の先輩としていろんな相談に乗って見るのも良いでしょう。
今後の予定
シフトを組む上で今後どれだけ働けるか聞くのは重要です。
シフト希望が少なくなったりするのであれば、新しくアルバイトを採用しなければいけなくなるかもしれないからです。
アルバイトを採用しても一人前になるまでに数ヶ月かかるので、事前に予定を確認することはとても重要です。
しかし、プライベートを詮索するのは好ましくありません。
聞き方としては、
今後のシフトは、どのようなペースで入る?
今後、長期的に休む予定ある?
などと仕事に影響あるかどうかを聞くようにしてください。
まとめ
スタッフと定期的に面談をすることで、スタッフの評価をしたり、コミュニケーションを取ることができます。
また、シフト状況を確認して事前に採用や育成計画を考えて、人手不足になる前に対応ができます。
忙しくて面談できない!と思うかもしれませんが、忙しいからこそ面談が必要なのです。