タイトルから、いきなりややこしいですよね。
No.2がNo.1ってどういうこと?と思われると思いますよね。
コーヒーの話です。コーヒーの等級のことです。
ブラジルのコーヒーについて説明する前に、ブラジルについて紹介します。
ブラジルの紹介
国名:ブラジル連邦共和国
場所:南アメリカ
公用語:ポルトガル語
首都:ブラジリア
主要品:コーヒー
サッカーや、リオのカーニバルで有名なブラジルは、コーヒー生産量が世界一なんです。
なんと、コーヒーの全生産量の30%を占めています!
国土は日本の約22.5倍もあるため、同じブラジル国内でも北部、中部、南部と違います。
ブラジルのコーヒー豆の等級について
実はコーヒーの等級は、世界共通と言うわけでもなく、国ごとに基準が違うのです。
そんなブラジルのコーヒーの等級を決めるのは、
・コーヒー豆300gに含まれる混入物の量
・豆の大きさ
・カッピングによる評価
で決まります。
コーヒー豆300gに含まれる混入物の量
混入物の量ですが、欠点豆と書いてない事に気付きましたか?
コーヒーの中には欠点豆だけでなく、石や木などが入ってることもあります。
混入物の数と種類で点数があり、その点数によってNo.2〜No.8まで決められます。
ここでタイトルにつけたNo.2がNo.1という理由ですが、
No.1が存在しないのは、コーヒーは農産物なので、欠点豆がない状態はありえないという考えからきています。
ですので、実質はNo.2がNo.1なのです。
ややこしいですよね笑
でも、なんだかこだわりがあってカッコいい。
豆の大きさ
スクリーンと呼ばれていますが、大きいほど見た目が良いため評価が高いです。
20から始まり数字が小さくなるほど豆のサイズとしては小さくなります。
20〜19はあまり出回らないため、18が一番いいものだと考えてもらっていいです。
カッピングによる評価
カッピングとはコーヒーの味見のことです。本来は、コーヒーの良いところ悪いところを評価するためにするものです。
ブラジルでは、以下の5段階に分けられます。
①STRICITY SOFT(ストリクトリーソフト)・・・刺激がない滑らかな味
②SOFT(ソフト)・・・滑らかな味わい
③HARD(ハード)・・・刺激を感じる味わい
④RIOY(リーヨ)・・・少し不快な刺激を感じる味わい
⑤RIO(リオ)・・・不快な刺激を感じる味わい
味の特徴
味の特徴と言っても、国土が広く無数の農園があるので、味も色々あるため、一概にこんな味!と言うのも難しいです。
あえて、ブラジルの特徴をあげるなら、
適度な苦味があり、酸味は少なめで万人受けしやすい飲みやすい味。
他の豆とも合わせやすいため、ブレンドにも使われる事も多い。
有名な豆として、ブラジルサントスNo.2があります。No.2については先ほど説明しましたが、サントスとは、街の名前であり、コーヒーが出荷される港があるところです。そのサントス港から出荷される豆をブラジルサントスと呼ばれています。
こちらの加藤珈琲店は、名古屋にあるお店ですが、楽天市場でも人気のショップです。お得なコーヒーから、スペシャリティコーヒーまで様々なコーヒーのラインナップがあります。
また、コーヒーを買うときは、鮮度の良い状態で飲むためにも、ぜひ豆で買うのをお勧めします。
粉から飲むのと、豆から挽くのでが香りが断然違います!
コーヒーは断然、粉で買うより豆で買って欲しい、何度でも言いたい。コーヒーは豆で買って欲しい・・もしスペシャリティコーヒーなどの高い豆を粉で買っているなら、スペシャリティコーヒーの魅力を十分に味わえていません。&nbs[…]
最後に
ブラジルのNo.2について、なぜNo.2か伝わりましたでしょうか。
その理由には、コーヒーに携わる人たちの想いが込められています。
ブラジルのコーヒーを飲むときは、ほんの少しでも思い出してもらえると、地球の裏側で一生懸命作られたコーヒーが手軽に飲めるありがたさが感じられ、さらに美味しく味わえると思います。