スーパーなどで賈うコーヒ豆ですが、実は一手間加えるだけで味が良くなります。
結論としては、
不味い豆を除く!!
はい、ただそれだけです。
でも、どれが不味い豆か一目見ただけではわかりませんよね。
詳しく知りたい方は、以下に書きましたのでお付き合い下さい。
コーヒーの味を落としてしまう原因
実は、買ったままの状態では美味しくない豆(欠点豆)が多く入っています。
スーパーで買える豆は、大量に生産するためお値打ちになりますが、大量に製造するためハンドピックという手作業で欠点豆を取り除く過程は省略されてしまいます。
スペシャリティーコーヒーを扱う焙煎店などは、焙煎前と焙煎後にハンドピックを行なっています。前後に行うのは、未成熟の豆などは、焙煎して色が付かないと気づかないためです。
私の独断ですが、仮にスペシャリティコーヒーの味を90点とすると、スーパーで売っているコーヒーは50点くらいでしょうか。
コーヒーは食品なので、ある一定のレベルまでは価格と美味しさは比例しています。
スーパーで売っているコーヒー豆に入っている欠点豆を取り除くことで60点〜70点くらいの味になります。
欠点豆はあるだけでコーヒーの味に悪影響を与えるのです。
欠点豆の種類
石・・・・・石です。豆ですらないです。が、サイズ感が似ているためか混入していることがあります。
虫食い・・・文字通り虫が食べて穴が空いている豆です。虫が食べるほど美味しいのかもしれませんが、美味しいところが食べられているのでダメ、虫食い豆がカビ豆の原因にもなります。
未成熟豆・・見た目では分かりにくいものもありますが、焙煎すると色づきが浅いです。青臭さの原因となります。
発酵豆・・・異臭の原因となります。
カビ豆・・・カビてます。。
さすがに石が入っていることはないですが、未成熟豆や、欠けた豆は結構入っています。
欠点豆のみでコーヒーを飲んでみるとわかるのですが、苦いだけで旨味がなかったり、青臭い匂いがしたりします。
粉で買ってしまうと、欠点豆ごと粉になってしまうのでもうどうしようもありません。ですので買うときは、ぜひ豆で買ってください。欠点豆のこともそうですが、粉で買うのと豆で買うのでは、酸化による劣化スピードも違います。
豆で買う理由はぜひこちらを読んでみてください。
この一手間で悪い香りや味を出すものが取り除けるので、ぜひ実施して欲しいです。
と言っても毎回は面倒だと思います。
そんな方は・・・信頼できる焙煎所でコーヒーを買うしかないです。
スマホで、「ロースター」、「焙煎所」と検索すると近所にあるロースターさんが見つかるかもしれません。
あとは、ネット通販もおすすめです。
注文入ってから焙煎して送ってくれるので店頭に並んでいる豆を買うよりずっと新鮮です。
しかも、普段行けない遠方のお店の豆も買えるのでおすすめです。
そして、買ったあとは、保管方法にも注意が必要です
コーヒー豆の保管方法
コーヒーは生鮮食品です。封を開けた瞬間から酸素に触れて酸化していきます。
また、高温多湿、日光の光で劣化していきます。
開封後は冷蔵庫や冷凍庫に密封容器に入れて保管すると品質の劣化を抑えることができます。
冷蔵庫や冷凍庫に保管する場合には、IKEAで売っている密封の袋が使い勝手がいいです。
一つの箱に2種類のサイズの袋が入っており、保管しやすさと取り出すやすさから我が家でも愛用しています。
IKEAで買うのが一番お得に買えますがamazonでも購入できます。
最後に
買ったコーヒーを美味しく飲むには、手間がかかるかもしれませんが、欠点豆を除くことで悪い味を除去することができます。
興味ある方は、欠点豆だけで淹れたコーヒーをぜひ飲んで見てください。(※香りもなくうまみもないので不味いです。)