面接をする立場になったばかりのあなたに問いたいです。
あなたは面接にこだわりはありますか?
私は店長時代、面接にはこだわりを持っていました。たった30分程度の時間で全てが分かるわけではないのは十分な承知の上ですが、一緒に働くかもしれない人の面接でその人が何を考えているか知りたいからです。
お店を回すためだけに、シフトにどれだけ入れるかなどの質問ばかりしてませんか?
あなたの好みだけで選んでいませんか?
絶対この質問はする!といったような、こだわりを持っているでしょうか?
もし、採用した場合は、一緒に働く仲間
不採用の場合は、お客様となる可能性があります。
また、アルバイトの場合は近所の方が多いため、良い印象を持ってもらえれば紹介で応募者がくるなと好循環が得られます。
反対に雑な対応をしてしまうと変な噂が立ち応募者が減ってしまいます。
相手が年下でも、苦手だと思う人でも丁寧に面接しましょう。
面接時のポイント
・相手の生活基盤
・どんなお店かを伝える
・お金のことはしっかり伝える
順に説明していきます。
どれだけ勤務できるか
やはりここは重要ですね。
1週間に1回だけしか入れない人は仕事を覚えるペースがどうしても遅くなるがちなので、教えるための手間がかかってしまいます。中には職場に馴染めずに辞めたいと言う場合も出てきます。
そして、学生や初めてのアルバイトの人の場合は面接官に良い印象を持って欲しいため、勤務可能な日を多めに言う人が多いです。
土日働けます!と言っても、いざ採用してみると土日どちらかしか入らなかったりと言うことが多いです。
それも当然だと思います。楽しい学生生活です。遊びや部活などの予定もあり土日は休みたくなるでしょう。
それを見込んでおきましょう。
あらかじめ見込んでおけば、シフトに入らなくてもイライラしないでしょう笑
相手の生活基盤
初対面でプライベートまで、あれこれ詮索する必要はありませんが、学生であれば学校、部活、主婦であれば何時までに帰らないといけないかと言うことは抑えておきましょう。
アルバイトの方達は、あくまで空いた時間を使いお金を稼ぎにきています。アルバイトがメインではないのです。相手の普段の生活を圧迫させてまでシフトに入らせるようなことはやめましょう。
実際は人手不足で厳しいかもしれませんが、無理にシフトを埋めさせるのは長続きしません。
どんなお店かを伝える
これから一緒に働くことになる相手には、入ってからのギャップをなくすため現状どんなお店か、そして今後どんなお店にしたいかを正直に伝えましょう。
応募者は、カフェだからゆったり働けるんだろうな〜となんとなくのイメージしかありません。いざ入ってみると忙しくて楽しくない、カフェののんびりした雰囲気が好きだったのにイメージと違うとなる人もいます。相手が描いているイメージを聞き、実際の様子を伝えましょう。
お金のことはしっかり伝える
お金の話って応募者からは、なかなか聞きにくいですよね。面接の場で聞いたら失礼じゃないか・・・と思う方は非常に多いです。
だったら、こちらから説明してあげましょう。時給がいくらで、振込み日がいつで、昇給はこんな感じでありますよと。
詳細に話せば入った時のギャップも少なくなります。
また、面接で聞きにくいような内容で誰もが気になる内容はこちらから説明することで、応募者は他の質問もしやすくなります。
最後に
私が面接でポイントにしていたことは以上です。
当たり前の事ばかりです。接客と同じように相手の立場になって考えると面接もどうしたら良いか分かってくると思います。参考になれば嬉しいです。
これもかなり重要ですが、採用したい場合は、その場で採用してしまいましょう!
次の日程や今後の説明などもその場でできます。双方の時間の節約になりますので。