飲食店は若いアルバイトだけでなく様々な年代を雇用しよう!

私が、フランチャイズ本部の飲食店で店長、スーパーバイザーと10年間働いてきたなかで感じたこと。

 

私は人材に関わることとして、アルバイトや新入社員の求人・面接・採用・育成を行ってきました。

アルバイトの面接だけでも100人は超えています。

店長時代は、アルバイトに恵まれたおかげで、深刻な人手不足にはなりませんでした。(それでも休みは一般に比べて少ないです。)

スーパーバイザーとしては、担当の店舗で、通常15人はアルバイトが必要なお店がアルバイト4人しかいない店を3ヶ月で立て直したこともあります。(後日、詳しく記事にしたいと思います。)

 

コンビニでは外国人のアルバイトの方を当たり前に見かるなか、飲食店ではあまり見かけません。

これは、コンビニに比べて、お客さんと接する時間が長く臨機応変な対応が必要なのが大きな理由ですが・・・

それでは、今後の人材の確保が難しくなっていきます。また、偏った年代の雇用するお店も見かけることがあります。

(まあ飲食と言いましても、業種によって異なるので一概には決めつけれません。)

 

働く人の年代が偏っていると

例えば、カフェなんかは、おしゃれな雰囲気ですよね。

働いている子も若い子が多くないですか?若い子が多いと40代以上の方が敬遠する傾向にあります。

そりゃあそうですよね、自分より10歳、20歳離れている集団に入りにいきたいと思いますか?

10代20代の人ばかりだと、40代の人は働きにくいなと思ってしまいます。(逆も同じです。)

しかし、そこで従業員の幅を狭めてしまうのはもったいないです。

特に、40代以上の方は子供が大きくなっており、まとまった時間働くことができることが多いです。

また、社会性があるので仕事の指示や報告連絡相談などの基本的なことはできているので、お店の業務を教えるだけですみます。

様々な年代を雇用することで・・・

お客さんとして利用した時に、私でも働けるかもと思ってもらえる。

また、年上の人は人生の先輩として年下の子にアドバイスしたり、学生の子は学校で接しない年代の人と接することでコミュニケーション能力が培われていきます。そのような明るく楽しい職場になると、自然と辞める人も少なくなり、急な欠勤の場合はお互いに助け合ったり、出勤する日数が増えたり、仕事のコミュニケーションが円滑にいき、お店がスムーズに運営できます。

学生は学校終わった夕方や土日、主婦の方は平日の昼間、フリーターは朝から夕方、夕方から夜など、その人の生活スタイルに合わせて働いてくれるので、うちのお店は、平日の昼間が人手不足だ!ということもなくなってきます。(授業の少ない大学4年生を採用するという考えもあります。)

もし、あなたのお店のスタッフに偏りがあるようでしたら、今後人手不足に陥る可能性があります。

様々な年代の方を雇用することを検討してみてください。