エアロプレスとは2000年代に登場した新しいコーヒーの抽出器具です。
空気の圧力で押し出すように抽出します。
器具の見た目は理科の実験道具のようで、男ゴゴロをくすぐります。
公式HP:https://aeropressinc.com/
エアロプレスは、エアロビーというフリスビーのように投げて遊ぶ道具を作っている会社が開発したものです。
ちなみにエアロビーはこんなかんじです。
めっちゃ飛ぶらしいです笑
エアロプレスの特徴
エアロプレスは、粉をお湯に浸して少し待ち、空気の圧力で押し出すことから、ペーパードリップとフレンチプレスの中間のような抽出方法です。
味は、ペーパードリップよりもコーヒーの味が感じられます。
理由は、ペーパードリップではペーパーがコーヒーのオイル分を吸着するのであっさりした味になりやすいのですが、エアロプレスはフィルター部分が小さいため、コーヒーのオイル分が出てくるのでコーヒーの美味しさが感じられます。
エアロプレスの各部品
エアロプレスは6個の部品から成り立っています。
②プランジャー・・・計量カップ、コーヒーの押し出しに使用します。
③チャンバー・・・粉とお湯を入れる場所です。
④キャップ・・・フィルターをつけて、③のチャンバーに取り付けます。
⑤フィルター・・・ペーパータイプとステンレスタイプがあります。
⑥ファンネル・・・粉をチャンバーに入れるサポートをします。
エアロプレスの使い方
抽出方法①
こちらの方法は公式で説明されている淹れ方です。
日本のエアロプレス正規取扱店である小川珈琲さんの動画が丁寧で分かりやすいです。
https://www.oc-ogawa.co.jp/products/tools/aeropress/
小川珈琲の公式HPでも画像での手順が書いてあり、非常に分かりやすいです。
①と書いたのには理由があり、もう一つの淹れ方があります。
抽出方法②
こちらはインヴァートと呼ばれる抽出方法で、①の方法との違いは、逆さまになっていることです。
①の場合は、お湯に浸している間に重力で少しずつコーヒーが落ちてしまいます。
それを防ぐために逆さまで抽出する方法が考えられました。
注意点として、しっかりはめ込まないと、お湯が漏れてしまい大惨事になります・・・
エアロプレスで抽出してみて
抽出後は、粉を押し出すだけで簡単とのことですが、器具に付着している粉も若干あるため、流すのが地味に面倒です。
円筒型なので洗うのもペーパードリップに比べて手間がかかります。
あと、器具の大きさから、あまり大量の量の抽出はできません。2人分が限界です。
やはり、毎日使うのなら、ペーパードリップが最高です。
あと、エアロプレスでお茶を淹れてみたのですが、イマイチでした。笑
1回しか淹れていないのでイマイチと判断するのは早いかもしれませんが・・・
もしかしたら、お茶はお湯をある程度浸すようにしないと旨味が出ないので、お湯を注いでから少し待つと違った味わいになるかもしれません。